★早期発見
従来の検診では発見しにくかったがんを発見することができます。
★細胞の悪性度を診断
PETでは細胞の活動状態を視覚的にとらえ、がんを発見し、しかも腫瘍の性質の推測もできます。
★40分で全身スクリーニング
PET検査は1回で全身の検査ができます。そのため予想外のがんの発見や転移の有無なども調べることができます。
★安全度の高い検査
PETの被爆量は胃のバリウム検査の約1/2です。尿の排出などで翌日にはほとんど体内に残りません。しかも副作用の心配もありません。
★がんのPET検査では何がわかるの?
ガン細胞は正常の細胞よりも分裂が盛んに行われるため、グルコース(糖分)がたくさん必要となります。そのため18F-FDGというくすりを静脈から注射すると、ガンの病巣にたくさん集まります。その様子をPET装置で身体の外から撮影すると、ガンがどこにあるのかがわかります。しかも、予想外の病巣を見つけることができるので、早期治療に役立ちます。
★PET検査前の注意事項は?
前日は、激しい運動はさけてください。検査当日の朝食から絶食していただきます。水や砂糖なしのお茶は飲んでもよいのですが、甘いものはさけてください。くすりを注射してから撮影のまでのあいだは、安静にしてください。筋肉を使うとくすりが筋肉に集まってしまうので、判断が難しくなる場合があります。また、検査の直前には、膀胱内にあるくすりの代謝物を排出するため排尿していただきます。
★PET検査の被爆量はどのくらいあるのですか?
PET検査では、わずかですが放射線被ばくがあります。たとえば、18F-FDGというくすりを注射してPET検査を1回受けますと、およそ2.2mSv(ミリシーベルト)になります。これは、人が地球上で普通に暮らしていて、大地から放射線や宇宙線、体内にある放射性同位元素によって被ばくする1年間の平均的な被ばく線量である2.4ミリシーベルトとほぼ同じ量です。また、胃のバリウム検査の約1/2の量ですので、この程度の被ばくでは、ほとんど心配ないということになります。
PET検査といえども顕微鏡レベルのガン細胞は発見できません。また検査薬は炎症などのガン以外の病気にも集積します。 このためPETで異常があった場合、ガンかどうかの確定診断のため、さらに他の診断が必要です。PETにも得意なガンとそうでないがんがあることをご理解ください。